星野源 「蘇える変態」

星野源の「蘇える変態」を読んだ。

 

と、その前に。

星野源が好きだ。そうご多聞に漏れず、あのドラマから。

逃げるは恥だが役に立つ」からです。

あのドラマよかったなぁ。すごい好き。DVDだって予約しちゃったもんね。てへ。

平匡さんがすごくいい。すごくいいんですよ。

あとね、脚本が違和感ないの。

35年間童貞の人がいきなり若い女性と生活とか無理じゃーん!とか思っちゃうじゃない?

でも最後まで見ると、全然無理じゃない。むしろ、納得しちゃう。

とか、ドラマの話はまた今度にしよう。

 

「蘇える変態」の感想を、星野源の感想を書きたいの!熱々のうちに。

そのためにいきなりブログ立ち上げたんだから!

 

この人、自分のことをすごく大切にしてる。

星野源星野源という人をすごく大切にしてる。

それは”芸能人だから”とかそーゆーことじゃなくて。

昔、浜崎あゆみが「私は浜崎あゆみのディレクターだから」的なことを言ってたけどそーゆーことじゃなくて。

ただただ、普通の人として、自分自身をすごく大切にしてる。

だからこそ、周りの人のことも大切にできるのだろうと思う。

いや、知らないよ。

大切にしてるのかどうかなんて。

ただ、すごく紳士的とかLINEニュースでも言われてたし、ラジオとか聞いたらそうなのかなぁって。

 

病気したからでしょ、とかいう人もきっといるんだろう。

病気も1つの要因ではあるかもしれない。要因というか要素。

でもそれ以前から彼は彼をすごく大切にしてた。

だから好きなことをずっとやり続けたんだと思う。2つもね。音楽と俳優ね。

途中から文筆家も加えちゃったりして。

自分の欲望に忠実で、それを達成するためにどうしたらいいか、すごく真面目に考えてて。

だって、それを真っ当しないと自分が可哀想って思うんだと思うの、この人。

「なんて自分に失礼なんだ!」みたいな。

 

あとめっちゃポジティブ。

いや、無理矢理ポジティブ。

思考の変換?妄想?の力がとんでもない。ほんとに力強い。

これってすごく大事じゃないですか?

大事だと思うんですよね、うんうん。

 

だって、全ては自分の捉え方次第なわけだから、世の中って。

この力が強ければ、

どんなことも楽しいものに、自分のしたいものに変えられるじゃないですか。

実際この本の中でも

術後直後で頭痛が激しくて嘔吐してる中で座薬を看護師さんに入れてもらうにあたり

「SMプレイだ」と楽しもうとしてたり。

(結果、全然頭痛が勝っちゃってだめなんだけど)

やろうと思うこの強さ!

 

後遺症がーとか、吐き気がーとか、色々心配しちゃうと思うんだよね、自分だったら。

それをこの人はすごくすごく楽しんでて。

「折角なら自分を楽しんでほしい」とか、死を達観した人じゃないと言えないと思う。

「あの人最期まで楽しい人だったよね」って死後言われたいと一瞬でもよぎった人じゃないと言えないんじゃないかと思う。

※本の中にはそんなことがよぎった的なことは書いてないのであくまでも推測です。

 

去年から自分を大切にしよう運動を始めて。

2017年は軌道に乗ったのでやりたいこと全てをやる、という目標にステップあっぷしたわけですが

星野源

この人のおかげで自分のやってきたことは間違ってなかったな、と思わせてくれた新年。

幸先いいな。きっと。